12人が無罪になったえん罪事件 被害者が訴える密室での”拷問”

取り調べの可視化拡大に対し賛否が分かれるなか、福岡市では2026年2月、弁護士会によるシンポジウムが開かれました。
会場には、えん罪被害者で、取り調べの可視化を求め運動を続けている、川畑幸夫さんの姿もありました。

志布志事件 えん罪被害者 川畑幸夫さん
「私がしゃべるとテーブル叩いてしゃべるな、認めろとそんな形で密室の中で拷問ですね」
川畑さんは2003年、鹿児島県議の選挙をめぐって公職選挙法違反の疑いで鹿児島県警から取り調べを受けました。

当時、警察官が、「親からの言葉」を紙に書き、川畑さんに足で踏ませ自白を促す、違法捜査が行われました。
その後、川畑さんを含む12人に無罪判決が言い渡され、「志布志事件」として、取り調べのあり方をめぐる議論に大きな影響を与えました。

志布志事件 えん罪被害者 川畑幸夫さん
「録音・録画、弁護士の立ち会いをできれば早期にしていただきたいと思います。えん罪は起きないと思います」

志布志事件を担当した 野平康博 弁護士
「えん罪事件の多くは自白を強要されて自白を取られて、彼ら(捜査機関)の思う通りの自白が取られてしまって結果えん罪になる。真相解明機能を高めるためにむしろ可視化が必要だと思います」














