リニア開業後に東海道新幹線の静岡県内停車が増えるかについて、岸田文雄総理がまとめると述べたことに対し、静岡県の川勝平太知事がけん制です。全線開業時だけでなく名古屋までの開業時のシミュレーションもすべきと注文しました。
<岸田文雄総理>
「リニア開業後の東海道新幹線における静岡県内の駅の停車頻度の増加について、今年夏をめどに一定の取りまとめを行い、関係者に丁寧な説明を行っていきたい」
岸田総理は、2023年の年頭会見でリニア新幹線の開業後に静岡県内に停車する東海道新幹線の本数がどのくらい増えるかについて、夏までにまとめると明らかにしました。静岡県が県内の着工を認めていない中、開業のメリットを示すことで県民の理解を得たい考えです。岸田総理の方針に対し、川勝知事は…。
<静岡県 川勝平太知事>
「JR東海さんのホームページには『全線開業した後に、のぞみ中心から、ひかり・こだま中心のダイヤになるだろう』といっている。全線開通といっている。少なくとも、東京~名古屋間において、どのくらい『のぞみ機能』が『リニア機能』に移っていくのかをシミュレーションをする必要がある」
リニア新幹線は、2027年に名古屋までの開業、2037年に大阪までの全線開業が目標になっていますが、川勝知事は1月11日の定例会見の中で、シミュレーションは「2027年と2037年の2パターンで行うべき」と述べました。国が2037年の全線開業時のシミュレーションだけを県民に示すことがないようけん制した格好です。
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