JAXA=宇宙航空研究開発機構はロケットの部品製造などを手がける「IHIエアロスペース」に対し、事実と異なる契約の進捗報告などを行っていたとして、5ヶ月間の入札禁止にしたと発表しました。
IHIエアロスペースは、日本の主力ロケットである「H3」の補助ブースターや、開発中の新型固体燃料ロケット「イプシロンS」の製造を担う国内トップクラスのロケット製造メーカーです。
JAXAによりますと、IHIエアロスペースはJAXAに対し、2016年度から去年12月までの間、ロケットや人工衛星の部品製造に必要な機材装置のメンテナンスなど14の契約で、実際には作業が終わっていないにもかかわらず、「完了した」と報告していたほか、不当な費用請求を行っていたということです。
去年12月以降、IHIエアロスペースからJAXAに報告があり、発覚したものです。これを受けJAXAは、2日付けでIHIエアロスペースに対し、JAXAの入札への参加を5ヶ月間禁止するとしました。
JAXAは今年度、IHIエアロスペースが関わっているH3を7機とイプシロンSを打ち上げる計画で、JAXAは、「既存の契約は継続されるため、今年度の打ち上げに支障はない」としています。
IHIエアロスペースは謝罪した上で、「再発防止策の実行に徹底して取り組む」などとコメントしています。














