時代とともに消えゆく銭湯文化
かつて社交場であり、娯楽の中心でもあった銭湯。しかし、自家風呂の普及やスーパー銭湯の台頭など、時代の変化とともにその姿を少しずつ消していきました。
脱衣所に飾られた1955年頃の福島駅周辺の地図が、その歴史を物語ります。戦後、市内には32軒もの銭湯がありましたが、現在残っているのはつるの湯ただ一軒のみです。
「お風呂屋に行っていろんな方とおしゃべりしながら一日を過ごす、そういう時代だったと思います。お客さんのニーズの考え方が違って、大変厳しい時代に変わりつつありますね」と片桐さんは語ります。
そのつるの湯を今、受け継いでいるのが息子の秀樹さん。4代目です。
「お客様が『なくさないでね』とか、『辞めないでね』とか、『いいお湯でした』なんて言って帰っていただけると、まあ頑張って続けようかなと思いますね。親父の代で終わらせたくなかったんで、私、4代目としてやるようにしました」














