世代を超えて愛される憩いの場
午後3時、つるの湯が開店します。開店と同時に、早速3人のお客さんがやってきました。
半年前から仕事終わりに通っているという30代の男性は、「家ではそんなにじっくりゆっくり浸かることってあまりないと思うんで、時間をかけて入れるのはいいのかなと思います」と、その魅力を語ります。
一方で、長年の常連客は少し寂しさも感じています。「遊び場でもあり、勉強場でもあった。大人との付き合い方の勉強もできた。そんな昔だったよね」と振り返り、「ずっとここには残っててほしい」と願いを口にします。
午後6時半には、郡山市から部活の大会で訪れた高校生たちがやってきました。仲間同士、裸の付き合いです。中には銭湯が初体験だという生徒もいました。
--高校生「このタイル、古くてアンティークな感じが逆に新鮮味があって、貴重な体験です」
--高校生「裸の付き合いした分、絆が深まって仲良くなれて、最高です」
令和世代にも、銭湯の良さは確かに伝わっているようです。お風呂上がりの楽しみといえば、コーヒー牛乳。火照った体に染み渡るその味は格別です。
「銭湯で飲むの初めてだったんですけど、すっごい気持ちいいっす。これを機にちょっと銭湯巡ってみようかなとか思ったりして」と話す高校生に、秀樹さんは「ぜひまた福島に来たときは寄ってください。コーヒーごちそうしますから」と笑顔で応えます。














