産婦人科医としての視点と法医学への帰還

長崎大学法医学教室の榛葉賴子助教。学生時代は医学部の法医学教室で学び、2013年に卒業。臨床医として産婦人科医の道へ進みました。2019年には、大学院生として再び法医学の世界へ戻り、2020年から教室で活動を開始。
現在は産婦人科医としての勤務も続けながら、二足のわらじで日々の業務にあたっています。
法医学の世界に戻ったきっかけは、「防げる死」を究明することでした。医師として《若い世代の死》に直面するなかで、法医学という領域が果たす役割に新たな可能性を感じたといいます。
「遺伝子検査」が繋ぐ次の命
榛葉助教がいま、長崎大学で力を注いでいること──それは、一度消えた命の灯を、次の命へとつなげるために行う「遺伝子検査」です。

病気で亡くなった原因が「遺伝性」だった場合、遺族にも同じ悲劇が繰り返してしまうかもしれません。遺体の「遺伝子検査」を行うことで、遺族に潜むリスクを事前に知らせ、早期発見や予防的な医療に繋げられる可能性があるのです。














