震災と原発事故で、一時すべての窯元が避難を余儀なくされた福島県浪江町の大堀相馬焼。この春、伝統の継承を目指して窯元に弟子入りした二十歳の女性の姿を追いました。

「今しかない」地域おこし協力隊として弟子入り

陶吉郎窯に弟子入りした坂東愛さん「今しかない。窯元になりたいので、なることを目標に活動しているので」

浪江町の「地域おこし協力隊」坂東愛(まな)さん。この春、協力隊として大堀相馬焼の窯元に弟子入りしました。4月に町役場で行われた委嘱状の交付式で、坂東さんは、新たな一歩を踏み出しました。

坂東さん「きっかけは、姉が食卓で凝った伝統工芸のお皿を使っていることから興味がわいて、私もそこから手びねり教室に通い出した」

町の面積のおよそ8割が帰還困難区域の浪江町。当初は、不安もありましたが、町の将来に可能性を感じたといいます。

坂東さん「駅のところがこれから変わっていったり、町の景色の計画を色々とお聞きして、この町に未来をすごく感じて、楽しみとかわくわくも、不安と同じくらいありました」