■予約の取り直し 現場のホテルでは・・・
ただやはり予約取り直した方がお得という場合もありますので、現場に予約の取り直しという電話も含めて予約が殺到しているんです。
群馬・水上温泉 みなかみホテルジュラクさんでは、予約の取り直しの問い合わせが殺到しました。10日の午前中にキャンセルの電話は67件、再予約のものも含めて新規予約は180件。

みなかみホテルジュラクの真庭範夫さんにお話を伺いますと、「予約担当のスタッフは2人しかいない。“キャンセル”と“取り直し”で二重の手間がかかるので処理が追いつかない」という悲鳴もあるようです。
井上貴博キャスター:
このあと自治体独自の支援も見ていきますけど、国の政策としての旅行支援をいつまで続けるべきなんだろうかと感じるところがありまして、コロナ禍で大ダメージを受けた観光業界、そこに対しては大変有効な策だったと思うんですけど、今はもう行動制限ありませんし、旅行気運も戻ってきている。今、旅行支援に使える税金があるのであれば、子育て支援などに回していただけないものかなと個人的には感じるんすけど、いつまで続けるべきなんですか。
星浩コメンテーター:
観光業のテコ入れとしては一時的には必要だったかもしれないが、税金であるということ、それから、例えば病院で働いてる人、介護施設で働いている人が使いにくいですよね。そういうこともあって制度設計自体、いつまでも続けるということではいかないと思います。
なので、私はもうそろそろ止めていく、フェードアウトさせていく算段を考える必要があると思います。やっぱり旅行は自分のお金で工夫していくというのが原則だというところに正常化させていくという方向に進んでいく必要があると思いますね。

井上キャスター:
なんか目先は防衛費増税、子育て支援で増税、お金が足りないって言っている。でも、一旦つけてしまった都道府県に配った旅行支援については余っているから使い切ってくださいっていうふうに見えてしまって、もし使えるのであれば、子育て支援などの方に回していただければと思うのですが。
星コメンテーター:
早めにやめさせて残ったお金は別なところに、所得が下がった人へのテコ入れというのも必要ですしね。その辺はもうちょっと柔軟に考えていく必要があると思いますね。
井上キャスター:
自治体は地域を盛り上げるためっていうのはわかる気がするんですけど、














