何度もトライラインに迫る仰星 大阪桐蔭がディフェンスで粘る 

大阪桐蔭 吉村主将

むかえた後半、先にペースをつかんだのはまたしても東海大大阪仰星でした。試合の流れをよく知る選手たちが、キックオフから素晴らしい集中力を見せます。キックオフのボールに素早く反応した選手たちがビッグタックルを連発して大阪桐蔭からボールを奪うと、勢いそのままに何度も何度も大阪桐蔭のトライラインに迫ります。

しかし、吉村主将が「ブレイクダウンと共に、ゴール前での粘り強いディフェンスが僕たちの持ち味。後半は苦しい場面でも全員が集中力を切らさず、我慢強く対応していた」と話したように、大阪桐蔭の粘り強いディフェンスの前になかなかトライラインを割ることができません。

ようやく大阪桐蔭の厚い壁を突破したのは後半10分、PR・香川由太郎選手が左中間にトライ、ゴールも決めて19対10と再び突き放しました。

大阪桐蔭の粘りに苦しみながらも、継続して攻め続けてようやく追加点に結びつけた東海大大阪仰星。しかし、このトライがその後の東海大大阪仰星の攻撃に微妙に影響を与えます。

湯浅大智監督が「メンバー交代も含めて自分のベンチワークの責任でもあるが、(リードをひろげたことで)自陣からでも簡単にトライを取りに行こうとする攻撃や個人の力量に頼ったプレー選択が増えてしまった。本来はもっと我慢強くやるべきことに集中して、(しっかりと身体を当て続ける)しんどいプレーを選択しなければいけない場面だったが・・・」と振り返ったように、強引に仕掛けて大阪桐蔭にボールを奪われる場面が増えてしまいます。