去年10月、宮城県白石市内の飲食店に押し入り、店主を脅して現金およそ10万円を奪うなどしたとして、恐喝や窃盗などの罪に問われている男の初公判が、仙台地方裁判所で開かれ、男は起訴内容を認めました。
恐喝や窃盗などの罪に問われているのは、白石市東町1丁目の会社員 小野寺卓也被告(28)です。
起訴状などによりますと、小野寺被告は去年10月、白石市内の飲食店に押し入り、店主の70代の女性にペンチを突きつけて脅し、現金およそ10万円や財布を奪うなどしたとされています。

10日、仙台地裁で開かれた初公判で小野寺被告は、「間違いありません」と述べ起訴内容を認めました。冒頭陳述で検察側は「被告は消費者金融に150万円の借金があり、交際相手に婚約指輪を買う金を工面するため以前にも盗みに入ったことのある飲食店に押し入った」などと犯行の動機や経緯を明らかにしました。
