ぶつかり合うアイデンティティ 期せずして万博で生まれた対話

25年10月。イスラエルとハマスは、和平案の「第1段階」に合意。和平会議が開かれ、停戦への期待が高まった。
停戦のニュースに沸いた同じ頃。オフェルさんは緊張した面持ちで、万博の大屋根リングの下に立っていた。仕事を終えたラファットさんが向かう。初めて正面から話し合うふたり。アイデンティティがぶつかる。

ラファット・ライヤーンさん(パレスチナ人)
「イスラエルは自分が勝っていると思うべきではない。すでに多大な代償を払っています」

ビリク・オフェルさん(イスラエル人)
「勝ってなどいません。パレスチナも同じです」
ラファット・ライヤーンさん(パレスチナ人)
「イスラエルが得たものは何もない。お金を失い、世界での評判を失い、多くの支持を失った」
ビリク・オフェルさん(イスラエル人)
「イスラエルはトラウマを負った。命を失い、子どもたちの希望も消えた」














