■5歳からインターナショナルスクール 15歳で政治に違和感

小川彩佳キャスター:
ここの公園にはよくいらっしゃっているのですか?

川崎レナさん:
小さいとき、学校の帰りに友達とここの池で遊んでいました。私は(身長が)111cmとかだったので、本当に小っちゃかった。池ポチャしちゃいました。

大阪府箕面市は、レナさんが小さい時から暮らす街です。

レナさんは、5歳からインターナショナルスクールに通い、様々な国の友達とたくさんの時間を過ごしています。

小川キャスター:
レナさんが「国際子ども平和賞」を受賞した時はどのように感じましたか?

レナさんの友達のタニシカさん(18):
本当にすごいと思うし、嬉しくて今でも泣きそうに・・・

小川キャスター:
友達の間でお祝いしましたか?

タニシカさん:
しました。

レナさん:
サプライズでしてくれました!

レナさんの過ごす楽しい毎日。しかし、15歳の通学中に気がついたことが・・・。

レナさん:
駅で選挙の期間になったら、私たち学生は、選挙の候補者の皆さんが話してる中、できるだけ速く歩いて学校に行くっていうのを繰り返してたので、何を言ってるのかをちゃんと自分たちも理解してないし、朝早くから立ってくれているのに、失礼かなってすごく感じ始めて。

レナさんがこのことをきっかけに企画したのが、若者と地域の政治家がざっくばらんに話せる「政治家と話してみようの会」です。レナさんは、2023年もこの会を計画していますが、関心が低い人を集めるのは大変です。

レナさん:
やっぱり難しくて、自分の友達の友達に来てもらう。それだと私たちのしたい全体の政治の意識の底上げがまだできていない。

この活動以外にも、自治体と一緒に若者の声を市政に届けるQRコードを作るなど、社会や政治に「若者」が関われるよう土台づくりをしてきたレナさん。

なぜこうした活動を続けているのでしょうか?