■“負けられない戦い”が続くチームを指揮する米国指導者

今季、B1リーグは24クラブが3つの地区にわかれて戦っていて、全体の勝率下位2チームがB2に自動降格します。現在アルビBBは4勝24敗、勝率は滋賀と並んで最下位。このままではB2への降格は免れないのです。


そんな崖っぷちのアルビBBを指揮するのは、12月に就任したコナー・ヘンリーHC(ヘッドコーチ)です。NBAでアシスタントコーチを務めた経験もある指揮官は、新潟に勝利をもたらすため、指導にも熱が入ります。

今季途中からチームを指揮するコナー・ヘンリーHC


【コナー・ヘンリー ヘッドコーチ】
「たくさんの覚悟をもって、このチームをコーチしています。そして全員そうだと思いますが、絶対に降格はしたくありません。相手がどこであれ、降格を避けるために勝てるチームにならなければなりません」


2022年の年末、5連敗中のアルビBBは大阪と対戦。澁田選手、遠藤選手ともにスターティングファイブに名を連ね、リードを保ったまま最終クオーターに突入します。しかし、終盤にミスが続き、わずかの差で敗れました。
それでも、ホーム・アオーレ長岡のブースターからは、鳴りやまないハリセンの音が!選手への熱い思いの現れです。

【PG 澁田怜音選手】
「今まで4チーム、プロのチームを経験しているんですけど、ハリセンの音というのは心強いですし、アウェーでも新潟ブースターの熱さを感じるので、本当に心強い味方です」

勝利に必要不可欠な心強い味方とともに、2023年、チームは巻き返しを図ります!

【SG 遠藤善選手】
「本当に、何としても勝たなければいけないシーズンだと思ってるので、たくさんの勝ちを皆さんに届けるのもそうですし、自分たちは本当に勝ちたいので、本当に勝つことを何より意識してやっていきたいなと思っています」


【PG 澁田玲音選手】
「(Q今、必要なのは?)ガッツです!」

「本当に勝利を勝ち取るという強い気持ちをもって毎試合プレーしたい」