10日から「全国旅行支援」が再開されます。需要の回復を見据え、ホテル大手・アパグループは石川県加賀市の旅館をリニューアルしました。

加賀片山津温泉 佳水郷は、アパグループが経営する全国で唯一の旅館です。今年から外観を和の雰囲気があるデザインに変えたほか、顧客のニーズに対応するため、4人から6人で利用できる食事処を3部屋増やすなど、旅行需要の回復を見据えリニューアルしました。佳水郷の12月の宿泊客数は、コロナ禍前の8割程度まで回復しているということです。

アパグループ 元谷一志社長
「(全国旅行支援が)1月10日から3月末まで行われるということで非常に多くの国内客や、また海外の客にも来てもらえると思うので、それに伴い大幅にリニューアルした」

佳水郷では、去年は年間通してほぼゼロだった訪日外国人客も今年はすでにおよそ1000人分の予約が入っているということで、元谷社長はインバウンド需要の回復にも期待を寄せていました。