プロとアマチュアの連携が生んだ大発見

今回の歴史的発見は、国立天文台(石垣島天文台)の有松亘講師を中心としたプロの天文学者だけでなく、アマチュア天文家との垣根を超えた連携によって成し遂げられました。

巨大な望遠鏡だけに頼るのではなく、国内の複数地点から観測を行ったことが成功の鍵となりました。

太陽系の果ては、決して「死んだ世界」ではなく、私たちが知らないダイナミックな変化が今も起きているのかもしれません。

研究チームを率いた、石垣島天文台で研究を進める国立天文台の有松 亘 講師は、「太陽系外縁天体が活動性や変化のほとんどない世界だという従来の見方を覆した発見で、今後の追観測によりこの大気がどのようにして生まれたかを解明するとともに、今回のような機動的な多地点での観測によって、他の太陽系外縁天体でも大気の有無を調べていきたい」とコメントしています。

この研究成果は2026年5月5日、英国の科学専門誌『Nature Astronomy』に掲載されました。

発表者 有松亘(国立天文台 天文情報センター 講師/石垣島天文台 室長)
渡部潤一(京都産業大学 神山宇宙科学研究所 所長・特別客員教授)
共同発表機関
自然科学研究機構 国立天文台
東京大学大学院理学系研究科
京都大学
京都産業大学