発見されたのはどんな天体?

国立天文台によると、今回大気が見つかったのは、「(612533) 2002 XV93」(以下、2002 XV93)と呼ばれる太陽系外縁天体です。

直径は約500キロメートルで、地球の直径の約25分の1のサイズしかありません。
日本列島でたとえると、500キロメートルは、東京から岡山県や鳥取県までの直線距離とだいたい同じぐらいです。

観測時の地球からの距離は約55億キロメートルでした。

表面温度はマイナス220度以下という極寒の世界です。

このような遠くて冷たい天体は、長らく「活動や変化がほとんどない静かな世界」で、小さな天体は大気を持つことができないと考えられてきました。