大阪駅から関空までのアクセスが向上

 「なにわ筋線」は2031年に開業予定の全長約7.2kmの新路線です。最大の特徴は、JR西日本と南海電気鉄道の2社が共同で営業・運行を行う点にあります。

 鉄道ジャーナリスト・伊原薫氏は「この新しい路線の開業で今よりもアクセスが向上する」と話します。 恩恵が最も大きいのは関西空港との接続です。

 現在、JRは大阪(梅田)から関空までは最速で47分を要しますが、なにわ筋線が完成すれば、環状線で“ぐるっとまわる”必要がなく「最短ルート」で結ばれるため、平均44分に短縮されます。

 南海電鉄も現在は関空から難波で乗り換え、平均54分かけて大阪駅へ向かっていますが、これが直通で45分。乗り換えなしで9分もの短縮が実現します。これにより、大阪南部や和歌山方面から「キタ」へ向かうユーザーの利便性は一気に高まることになります。