第104回夏の甲子園では、愛工大名電の4番ファースト兼投手としてベスト8に貢献。
打者として、4試合で13打数7安打、打率538、5打点と打ちまくると、投手でも2試合に登板し、8回2/3を投げ、防御率1.04と堂々の結果を残した。

かつての「名古屋電機」時代、精密機械のようなカーブを武器にした「工藤公康投手」を擁しベスト4入りした1981年以来、実に41年ぶりとなる「夏の甲子園1大会2勝」を支えた。

そしてあの〝超遅球″には、山田が憧れる北海道日本ハムの伊藤大海投手がツイッター(現・X)で「ナイスボール これストライクになった時の嬉しさわかる民です」と讃え、山田も「ずっと憧れの選手だったので嬉しかったです」と満面の笑みを浮かべた。

「甲子園球場は広くて、キレイで、雰囲気が県大会とは全然違って、メチャメチャ楽しい気持ちで野球ができました」。

準々決勝では、優勝旗とともに白河の関を越えた仙台育英に2対6で敗れたが、山田は最終回、2アウト1、2塁からタイムリー2ベースを放つなど、まるでレモンを絞りきるかのように最後まで甲子園を堪能した。