北海道は4月20日と27日に、大きな揺れを観測する地震が相次ぎました。20日の地震の後に出された後発地震注意情報は、解除されましたが、巨大地震が切迫していることに変わりはありません。いま海沿いの自治体は、住民の命を守るため新たな避難経路の整備を急いでいます。

巨大地震から身を守れ「線路」を超える避難経路

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防災無線(20日浦河町)
「津波警報が発表されました」

20日夕方に起きた三陸沖を震源とする地震。北海道の太平洋沿岸中部などに津波警報が出され、浦河町によりますと、発生から54分後に第1波が到達しました。

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福井秀一カメラマン(20日・浦河町)
「町民の方が車で続々と押し寄せています」

各地で渋滞が起きるなど、避難をめぐる課題が浮き彫りになる中、新たな「避難経路」として着目されているのが…

本来は立ち入り禁止の線路を横断し、最短ルートで山側に避難する方法です。

北海道内の海沿いの自治体では、津波からの避難に限り、線路に立ち入ることができる非常扉を設置するなど「避難経路」の整備が進んでいます。

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室蘭市の町内会長(防災士)
「命を守る手段。最良の手段ができた」

しかしこの避難経路には、不安材料も横たわっています。

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伊達市の町内会長
「(幼児や高齢者が)50センチくらいの段差を越えることは、ちょっと厳しい」

室蘭市民
「出入りするところは真っ暗。草の時期になったら草がボーボーになる」

津波避難の「線路横断」の課題をもうひとホリします。