LINEを使った“在宅捜査”も「不思議とは思わなかった」
さらに、LINEでのビデオ通話を使った“在宅捜査”も、現代的な捜査手法のように感じたという。
「今はそういう時代なのかな、と。聞いたことはなかったけど、不思議とは思わなかった」
最初だけ相手の顔が映り、その後は顔を出さなくなる。
今思えば不自然だった。
それでも、その時は
「検察の人も関わっている」
「極秘の捜査だから」
という言葉の方が強かった。
警察や検察という“権威”は、
人を安心させると同時に、強い従属を生み出す。
だからこそ、それを装う特殊詐欺は厄介だ。
「警察だから信じた」
その一言の重さが、
この手口の恐ろしさを物語っていた。














