自分の子どもだけではない、という危機感
Aさんの遺族には、OBや現役の生徒からの悲痛な声が寄せられていると言います。
Aさんの母
「あの学校は今もやってるんですよ、面前叱責を。何回も。いろんな生徒さんから相談がうちに来るんですよ。『こんなこと言われた』『こんなことやられた』って
『先生とのことで悩んで死にたいって言ってる』って、はっきりそう言ったんで」

Aさんの死について調べてきた両親の元に集まった証言は、Aさんについてのエピソードだけではありませんでした。
子どもたちが受けている厳しい指導や激しい叱責は、他の人が見ていることもあれば、見ていない場合もあります。
それでも、そのやりとりはどれも具体的で、一人一人がかけられた言葉や態度は、柔らかい子どもの心をえぐるようなものばかりでした。実際に、その後不登校になった子どももいる、とのことです。
Aさんの両親の口ぶりからは、単に再発防止を願うというよりも、強い危機感がにじみ出ていました。














