「後発地震」に注意 対象は茨城・千葉でも

井上キャスター:
そして気象庁は、今回の地震で2025年12月以来2回目の「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表しました。平常時と比べて大規模地震が発生する可能性が高まっている地域に警戒を呼びかける情報です。

7道県・182の市町村が対象の地域に入っていますが、関東の茨城や千葉もこの対象エリアに入っています。

千葉県匝瑳(そうさ)市。太平洋の沿岸に位置するこの町も、後発地震注意情報の対象地域です。

普段よりも発生の可能性が高まっている巨大地震に街の人は…

近隣住民
「地震自体はすごい頻繁にあると、正直怖い部分はありますね」

沿岸近くに設置されているのは、緊急的に一時避難に活用される津波避難タワーですが、3か所あるタワーのうち1つが使えない状態に。

近隣住民
「周りにサビがついてるから、これじゃあもう上がってもおっかないねって言ってた」

市によると、2015年に完成しましたが、その後、腐食が進んだことで、2024年から使用を中止。建て替えについては検討中だといいます。

また、茨城県大洗町では21日、海水浴場に避難誘導マップが設置されました。

大規模地震が起きる可能性はどのくらい高まっているのでしょうか?

井上キャスター:
あくまでもこの情報は地震を予知するものではありませんので、日常生活をいつも通り送っていただきたいです。その上で、用心と備えを少し考えていただきたいと思います。

どうしてこの後発地震注意情報があるのかというと、このような過去の事例があるからです。

【1963年 択捉島南東沖地震】(Mw=モーメントマグニチュード)
▼10月12日:Mw7.0
→約18時間後
▼10月13日:Mw8.5

【2011年 東日本大震災】
▼3月9日:Mw7.3
→約2日後
▼3月11日:Mw9.0

では、平時と比べてどのくらい可能性が高まっているのでしょうか。

平常時は1000回に1回程度と考えられているものが、今後1週間は100回に1回程度に引き上げられます。つまり、0.1%の確率が1%に引き上げられたということになります。