地上が揺れていなくても…高層階では大きく揺れる「長周期地震動」東京でも観測
井上キャスター:
今回の地震でよく言われているのが「長周期地震動」です。東日本大震災のときにも大きくクローズアップされましたが、揺れの周期が長く、遠くまで揺れが伝わるといわれています。マグニチュードが大きい地震ほど、長周期地震動が発生しやすくなります。

▼地上が揺れていなくても高層階では大きく揺れる、▼遠くで起きた地震でも大きく長く揺れるという特徴があります。
今回の地震で最も強い揺れがあったところでは、階級3が観測されました。

【長周期地震動階級】※気象庁より
▼階級4:立っていることができない
▼階級3:立っていることが困難
▼階級2:物につかまりたいと感じる
▼階級1:ほとんどの人が揺れを感じる

筑波大学 八木勇治 教授:
マグニチュード7を超えるような地震は、どうしても長周期地震動が発生しやすいです。
普通は距離が離れると地震の揺れは小さくなると思いますが、長周期地震動というのはなかなか減衰しません。
結果として、東北地方で大地震が発生した際に、関東では長周期地震動によって被害が出ることはあります。
出水麻衣キャスター:
耐震構造や免震構造になっているビルでも、長周期地震動が発生すると揺れが大きくなってしまうのでしょうか。
筑波大学 八木勇治 教授:
免震構造は、簡単に言うと長周期地震動でかえって揺れやすくなることもあります。
制震構造という揺れを制御するような構造になっている建物では、揺れが比較的抑えられる傾向にあります。














