KDDIは、災害時などに携帯電話の通信を支える新たな蓄電池を鹿児島県内およそ100か所に設置しました。

KDDIが新たに設置したのは「Open Power Station」です。日中に太陽光発電などで蓄えた電気を発電量の少ない夜間や災害時に活用し、携帯電話が使えるようになる蓄電池です。

台風や線状降水帯の発生が多い鹿児島、熊本、宮崎の3県に今年1月までにおよそ100か所ずつ設置し、2月から運用が始まっています。

停電すると、携帯電話はインターネットにつなげなかったり電話をかけることができなくなったりします。

これまでの設備では、停電した時に3時間ほどの電力しか確保できませんでしたが、新たな蓄電池を導入したことで、最大6時間の電力供給が可能になるということです。

(KDDIエネルギー戦略室グループリーダー・今村元紀さん)「熊本での震災のときも長時間の停電が発生した。(停電が)少なくできるよう、通信会社として蓄電池の増設などで対策をしていきたい」

電力の残量などを把握できる遠隔監視システムも新たに導入され、災害時における通信環境の強化が期待できるということです。