米国とイランによる協議の行方 考えられるシナリオは?
井上キャスター:
こうした中で、どのように交渉を行い、どこに着地点を見出せばよいのでしょうか。

JNN中東支局長 増尾聡 記者:
アメリカが行おうとしているイランの海上封鎖について補足すると、アメリカはあくまで「イランの港を通過する船に対して制限をとる」としていて、「ホルムズ海峡を通行しようとする船に対しては妨げない」と言っています。
つまり、アメリカ側はあくまでイランの原油輸送を狙い撃ちで制限しようとしています。
イランは戦闘後も、世界、特に中国に対して原油を輸送していたと言われています。この動き、(戦闘の)資金源を止めることが今回の狙いだと思います。
今後について、いまはアメリカもイランも双方が譲歩を求め合っているという状況です。お互いが最大限の条件を突きつけていて、あとはお互いがどこまで譲歩できるのかにかかっていると思います。

協議が続いて停戦が続いていくということが理想ではありますが、別のシナリオとして攻撃が再開されることも考えておかなければいけません。
今の停戦状態は、アメリカにとって非常に環境がよくありません。石油やガスといったエネルギー価格は上昇を続けています。協議でも見通しが立たなければ、アメリカは状況を打破するため、また攻撃に踏み切る可能性もあります。
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<プロフィール>
増尾聡
JNN中東支局長
イランやイスラエル・パレスチナなど中東各地を
中室牧子さん
慶應義塾大学教授 教育経済学者
教育をデータで分析
著書「科学的根拠で子育て」














