イラン情勢の緊迫化で原油価格が高騰する中、全日空と日本航空が国際線の燃油サーチャージを大幅に引き上げる見通しであることがわかりました。

国際線の運賃に上乗せされる「燃油サーチャージ」は、燃料価格の急激な変動などに対応するための追加料金で、2か月ごとに見直される仕組みです。

イラン情勢の緊迫化で原油価格が高騰していることから、全日空と日本航空は6月と7月に発券する「燃油サーチャージ」を最大で2倍ほど引き上げる見通しです。

日本発のヨーロッパやアメリカなどを結ぶ路線では全日空が2万3100円高い5万5000円、日本航空が2万1000円高い5万円になる見通しです。

日本航空 鳥取三津子 社長
「経費の削減ですとか、やらなければいけないことは全てやったうえで、お客様にも負担をおかけするような検討もしていかなければいけない」

6月と7月の発券分は、いまの制度上の最高額に達する見込みで、全日空と日本航空は、8月以降の発券分について上限の引き上げなどを検討しているということです。