青森県内の事業者が台湾へ輸出した県産リンゴの一部商品が現地の残留農薬の基準を満たしておらず、県が、事業者へ注意を呼びかけています。
残留農薬が検出されたのは県内の事業者が輸出した「サンふじ」で、11月21日に台湾の食品薬物管理署がおよそ11トンのなかからサンプル検査をしました。検出されたのはテトラジホン0.02ppmで日本の残留農薬の基準、1ppm未満は下回っているものの、台湾では不検出が条件となっています。
※県農林水産部 成田澄人 次長
「こういった発生が続けば本県の輸出に影響が出てくると思う。緊張感と危機感を持って再発防止に万全を期していきたい。」
県は、台湾への輸出事業者などに対し、注意喚起を呼びかける文書を28日付で通知し再発防止に力を入れています。