■一方で、あの城の「猫城主」は?50代記者がインタビュー


一方、備中松山城では。

(大森保彦記者)
「さんじゅーろーさん、今年はどんな年でしたか?」


「ニャー」「ニャー」とも読める「2」が3つ付くとして、「スーパーネコ年」とも呼ばれた2022年、猫城主・さんじゅーろーは多くの人を癒しました。

■願うのは「平和な一年」

穏やかな日常があった一方で、ロシアによるウクライナ侵攻は、いまだ収束のめどが立っていません。日本で活動するウクライナ人の音楽家・カテリーナさんの元にもキーウから母親が避難してきました。

(カテリーナさんの母・マリヤさん)
「毎日爆撃の音を聞きながら、銃の音を聞きながら過ごすのはすごく怖かったです」

チャリティーコンサートでカテリーナさんが奏でるのは、ウクライナの民族楽器・バンドゥーラです。

(バンドゥーラ奏者・カテリーナさん)
「いまウクライナで戦争が起きています。私に何ができるか…。音楽しかできないです」


(就実大学の学生)
「ウクライナ難民支援募金にご協力よろしくお願いいたします」

(和気閑谷高校の生徒)
「募金活動をやっています。お願いします」

それぞれができる支援を続けた1年でした。

(カテリーナさん)
「大切な人たちと生きるのも大切。本当に、戦争がない平和でありますように」

当たり前の日常の大切さに気づいた2022年。来年はどんな出来事が待っているでしょうか?