暴走事故を起こした19歳の少年

小谷さんは事故を起こした少年の当時の行動について話します。

(小谷真樹さん)
「事件の加害者は無免許運転でした。事件自体はですね、最終的な判断は居眠り運転ということになっております。事件を起こすまでの2日間、運転手は仮眠を5時間ほどしか取っておらず、夜通し遊び続けていたような状態でした」

車に乗っていたのは運転していた少年だけではありませんでした。

「その車には、2人の少年が同乗していました。この3人ともが一度も免許を取得したことがない無免許運転の少年たちでした」

「この2日間の間にですね、実はほかの2人の少年たちも携わっていてですね、一時は軽自動車にこの6人が同乗しているというような状況もあったそうです。最終的には少年たちが3人がですね、(事故当時)軽自動車に乗っていたというような状況でした」

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なぜ少年に「誰も運転をやめる」ことを促さなかったのか…、小谷さんは疑問を呈します。

(小谷真樹さん)
「何が言いたいかっていいますとですね、もちろんもう誰もがどこかでちゃんと止めてくれていれば私たちの事件は起きなかったということは言うまでもないんですが、最終的にですね、居眠り運転をしているという自覚は、運転手本人は、事件を起こすまでに、その前の段階で2回自覚をしていたそうです」

「居眠り運転してるっていう自覚がありながら、『あとちょっとやし大丈夫や、あとちょっとやしな、行こう』っていう感じでですね、運転を続けたというふうに、裁判の中で言っていました。それを、2人の同乗していた少年も分かっていました。『お前寝んなや』っていうことでガムを渡したそうです」

「誰かがですね、周りにいる誰かがちょっと車止めようや、もしくは本人がちょっと眠いし車止めるわと、たった一つの小さな決断さえしてくていたらですね、私の娘をはじめ4つの命が奪われることはなかったですし、7人の子どもたちが、けがを負わされることは絶対にありませんでした」