米FRB「利下げは難しいのでは」

FRBが発表した最新の経済見通しでは、2026年と27年のインフレ率を上方修正している。

<米国 物価上昇見通し>
【2026年】2.7%(2025年12月比+0.3%)
【2027年】2.2%(2025年12月比+0.1%)

FOMCメンバーによる政策金利の見通しを示すドットチャートを見ると中央値は3.4%。25年12月の発表と同じで「年内の利下げは1回」というシナリオは変わっていないものの、19人のメンバーそれぞれの予想をみると、「年内利下げなし」とした人が7人もいる。

――決定会合の参加者たちの中では、今までよりインフレ警戒的な人が増えてるということか

『第一生命経済研究所』首席エコノミスト 熊野英生さん:
「2026年末の物価上昇率の見通しが2.7%。2%が基準であればそれを0.7%も上回る。まだ消費者物価などのデータは出てきていないが、まずアメリカでは車社会の中でガソリンが上がっている。さらに色々なアンケート調査では、インフレ圧力がすごく高まるというシグナルが出ているので、ちょっと利下げしにくいのではと思う」