「あなたたちを愛しているから」帰国を諦めた母の決断

しかし、幸せは長くは続きませんでした。夫に妻として愛されていないと感じることが多かったそうです。

しかも、アルバートさんは醤油一本すら自由に買わせてくれない「経済的DV」を振るう人でした。幾度も日本に帰りたいと思ったそうです。

奈緒さん
「日本には帰られたのですか?」

恵子さん
「半分黒人の血が入った子ども3人を日本の社会に連れて行ったらどのように扱われるか?子どもをアメリカに置いて、一人で帰ろうか…。苦しくて苦しく泣きました、コントロール出来ないくらい泣きました」

奈緒さん
「どうやって乗り越えたのですが?」

恵子さん
「辛さというのは試練であるという言葉に支えられました。試練を通して成長すると。子どもの事を思うと、これは我慢をしなければならないと思いました」