ECBも「物価上振れリスク」
ECB・欧州中央銀行も、19日に理事会を開き、6回連続となる政策金利の据え置きを決めました。ラガルド総裁は「物価の上振れリスクが生じている」と言明しました。ラガルド総裁は、今後の金融政策の方向について「特定の経路は確約しない」と、利上げ、利下げ双方の可能性に含みを残しましたが、利下げを「打ち止め」にしてからすでに6会合を経っていることから金融市場では、次に動くとすれば、「利上げ」との見方が強くなっています。
先進国の中では、オーストラリアの中央銀行が17日、「すでに2025年後半からインフレは再加速に転じた」として、2回連続となる0.25%の利上げを決めました。このように主要先進国の中央銀行の間では、急速にインフレ警戒感が高まってきています。
現在の中東・ホルムズ海峡危機は、かつての「オイルショック」に匹敵する危機にまで大きくなる危険性がある以上、それは当然のことでしょう。ましてや、2022年のウクライナ侵攻によるインフレへの対応で、引き締めが遅れた反省があるのですから、なおさらです。














