投資は「最低10年、理想は20年以上」
最終回の投資の格言は、井出さんの「限定的リスクと無限リターン」

つまりは、「時間経過とともにリターンはどんどん増えるが、リスクはそんなに増えない」ということだという。
『ニッセイ基礎研究所』井出真吾さん:
「リターンが年率6%、リスクが年率18%のケースで見ると、リターンの方は複利効果で加速度的に上がっていく。一方リスクは10年後に10倍の180%かというと全然そんなに増えない。リスクはそういうふうに計算されている」

<長期投資のリスク・リターン>
一括投資・投資始めのリターン年率6%、リスク年率18%とした場合
▼10年後:リターン⇒約79.1%・リスク⇒約57%
▼15年後:リターン⇒約140%・リスク⇒約70%
井出さん:
「この試算のケースでは、10年まではリターンよりリスクの方が高いから普通に元本割れするが、途中で逆転して時間がたてばたつほど分が良くなってくる。だから投資は『最低10年、理想は20年以上で』というのを、この配信で3年半言い続けてきた」
2005年から積立投資(確定拠出年金)を始めた“実際のケース”でも見てみる。

井出さん:
「資産の中身は7~8割が株で、実際に投資を始めてから10年以内は元本割れしたが、その後もずっと続けていたら2020年のコロナショックの時でも含み益で通過している。これは投資を始めてから15年後。その後も増えて、2026年3月時点で元本の2.7倍、平均利回り7.0%。最初のうちはなかなか増えないし元本割れするしでイヤになるけど、やめないで続けていたらという実例」
投資の世界には「Buy and Forget」という言葉があり、「買ったら忘れるが投資の極意」だという。
井出さん:
「皆川さんも、投資始めていきなり元本割れとか来るかもしれないけど気にしない、見なくていい。とにかく投資をやめないで欲しい。皆川さんが40年後おばあちゃんになった頃に、井出さんと一緒に仕事してちょっとだけ価値があったなと思ってもらえればそれで十分です」














