“取りっぱぐれた分”を「株主になって取り戻す」

今の「AI革命」でも、井出さんは「生産性は上がるけど給料はそんなに増えないだろう」と話す。

『ニッセイ基礎研究所』井出真吾さん:
「例えばAIを使うことで1人の人間が100人分の仕事ができるようになったとする。じゃあその人に100人分の給料をくれるかといったら絶対にくれない。生産性が100倍に上がっても給料は100倍にはならないという単純な話」

そこで出てくるのが、「投資で取り戻せ」という話だ。

井出さん:
「真面目に働くのは良いことだし大事だけど、それだけだと自分が生み出した付加価値を“取りっぱぐれる”。ならば“自分も取りに行く”。要は投資をすれば、“株主として自分が生み出した付加価値の一部を取り戻せる”。給料は会社が決めるから自分ではどうにもできないけど、投資をするしないは自分で決められる。月1万円なのか、3000円なのかも自分で決められる」