アジア大会で家族に見せたい景色
さらにその先には、32年ぶりに日本で開催となる第20回アジア競技大会(愛知・名古屋)が待っている。
「出られる試合はしっかりいいパフォーマンスで迎えたいですし、やはり日本開催なので応援してくれる方々だったり、スポンサーの方々だったり見てると思うので、しっかり自分自身をアピールできるように感謝の気持ちも込めて戦いたいですね」
宇田の歩んできた道は、常に父と、そして家族と共にあった。「自分のため」の限界を超えた先にあったのは、家族の想いを背負って戦うという新たな決意。
「両親は結果よりも「後悔なくとか楽しんでね」って言ってくれると思うんですけど、やっぱりいい結果っていうのを見せたいので、本当に一生懸命頑張りたいです。勝つところを見せたいですね」
彼が今、一番に見せたいのは、支えてくれた人たちが心から笑えるような、最高の結果だ。
■プロフィール
宇田幸矢(協和キリン)2001年8月6日生まれ 東京都・調布市出身
左シェークドライブ型。4歳から卓球を始め、小・中・高のすべての年代で日本一を経験。高校3年生で出場した2020年全日本選手権では張本智和を破り男子シングルス初優勝。東京五輪リザーブ選出、2021年世界卓球ダブルス銅メダルなど、日本男子の主力として活躍。Tリーグやドイツ・ブンデスリーガ1部でもプレーし、世界ランク自己最高位は19位。

















