オリガルヒら強硬派3人がプーチン氏に辞任を迫るか

ーープーチン大統領が辞任を迫られる、先生が考える2つのシナリオがあります。
1つ目が、『強硬派が戦争の失敗をプーチン大統領に押し付けて辞任を迫るんじゃないか』という点で、3人の人物が登場していますがどんな人なのでしょうか?
「プリゴジン氏はプーチンの料理人と言われていた人です。2人目はビクトル・ボウト氏、アメリカの刑務所に入っていましたが、アメリカの女子バスケ選手と囚人交換で帰ってきた主の証人と言われている人。コヴァリチュク氏はプーチン大統領のコンシェルジュと言われてる人たちなんですね。1990年代以来の友人で、プーチンの金庫番とも言われている。プーチン氏個人のお金や女性関係で、そういうところを全部握ってる人だというこの3人が、どうやら新しいグループを作ってきて、強硬派になってきていると。どうやらプリゴジン氏がプーチン大統領の後継者になりたいと、自分の政党『保守政党』を作る準備を始めてるということです。2024年にロシアで大統領選挙がありますから、プーチン大統領の後継をプリゴジンさんが狙っている。ただ、スポンサーがいるんですね。コヴァリチュク氏は元銀行の支配人ですので大変なお金持ちで、コヴァリチュク氏がプリゴジンさんのスポンサーになって後継者作り、この3人の強硬派で進んでいるんじゃないかと。この3人がプーチン大統領に『今回の戦争で作戦が失敗した』ということで辞任を迫って、プリゴジンさんが後継者になっていくシナリオが作られてるんじゃないかという話がもうロシアの中で公然と出てるんですね」

















