交際相手の娘に暴行を加え、大けがをさせたとして傷害の罪に問われた男性の被告に対し、大阪地裁は無罪を言い渡しました。
男性(47)は2021年3月、大阪府茨木市のマンションの一室で生後4か月だった交際相手の次女の頭に暴行を加え、脳死と同程度の回復の見込めない「急性硬膜下血腫」などを引き起こしたとして傷害の罪で起訴されました。
裁判で弁護側は、重度のてんかん発作といった別の原因で容体が急変し、異常が生じた可能性を否定できないとして無罪を主張しました。
一方、検察側は「次女を強く揺さぶるなどの外からの強い衝撃によって生じた」として、懲役6年を求刑していました。
3月13日の判決で大阪地裁は「低酸素脳症などによって生じた可能性が否定できず、衝撃を与える暴行を加えた事実は認められない」などとして、無罪を言い渡しました。
判決の後、男性は…
(無罪判決を言い渡された男性)「毎日毎日やっぱりずっと不安な日々を過ごしてきょうの日を迎えました。時間がいろいろ長かったせいで実感というか…すぐに切り替えることはできませんが、ちゃんと裁判官に判断していただいてよかったと思っています」
検察は「判決内容を精査し、適切に検討したい」とコメントしています。
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