事件から15年 死刑執行に怯える日々
事件から15年、死刑が確定してから11年が経過した2025年、家族はどんな思いで生きているのか。毎朝、畑仕事をしている浩幸さんは、昼のニュースを今も見ることができないでいる。
「死刑は通常、午前中に執行されるので、今日は章寛の番じゃないかといつも怯えているんです」
和代さんは事件後、しばらくは外出するだけでも周囲の視線が気になり、普段利用していた店舗を避けて買い物をするなど、身を潜めるように暮らしていた。しかし、今も全く変わらぬ態度で接してくれる地元の人たちのおかげで、なんとか崩れずに踏みとどまってきた。
だが、夜眠っていても、ふと目が覚めて後悔に襲われることがよくあるという。
「ああ言えばよかった。こうしてやればよかったと、章寛を救ってやれなかった自分をいつも責め続けています」

















