今でも海水が染み出すピアノ「まだ戦っている」

金城綾乃さん:
「私の中でも本当に衝撃的な言葉だったので」

「ピアノは木だから、弾くたびに海水が染み出してくると。今でも。だから、“まだ戦ってるんだ” って思ったんですよね。何千という部品を取り替えて、この子は今一生懸命奏でてるんだって思うと、被災された皆さんの生きていく姿に重なっちゃう」

決して元通りにはならなくても、音を奏でるピアノの音色に被災地の声を重ねた金城さん。復興の歩みに寄り添うその思いは、静かに被災地に届いています。

大和田新さん:
「すごく遠い沖縄が福島県の隣の県のようになりましたね。金城さんに心から感謝です」

金城綾乃さん:
「繋がっていくきっかけになったらいいな、って。被災してないみんな、私たちもみんなで力を合わせるための、思いを寄せるきっかけになる1曲になったらいいな」

福島の声を聞き、伝え続けてきた大和田さん。そのバトンを受け取り寄り添う金城さん。福島と沖縄をつなぐ歌は、被災地の思いを伝えています。(取材 仲村美涼)