楽曲と「被災した人々の声」との出会い
突き動かされるように楽曲の制作を進めた金城さんがこだわったのは、歌詞の中に被災した福島の人たちの言葉を入れることです。
「実際に経験をされた方たちの思いっていうのは本当にわからない。皆さんの声をちゃんと聞く必要があるんじゃないかというぐらい、責任が生まれちゃうんじゃないかと思って。この曲に」
金城さんの思いに呼応するように集まってきた、福島の被災者の言葉。この言葉を集め、金城さんに託したのは、15年間福島の震災被害を取材し続ける、一人のアナウンサーです。
大和田新さん(70)。15年前の震災発生直後はラジオで励ましの言葉を伝え続けましたが、リスナーからはこんな言葉が返ってきました。
当時のリスナーの声:
“こないだ俺沿岸部に行ったら、棒切れ一本で自分の娘さんを探しているおじいちゃんがいたんだよ。でもラジオからは、がんばろう福島、がんばろう東北、がんばろう日本、そういうコマーシャルが聞こえてくる。何を頑張るんだよ”














