ハメネイ師の殺害「暗殺で、テロ行為」 イラン駐日大使が米とイスラエルを糾弾

東京・港区のイラン大使館を訪ねた。

日下部正樹キャスター
「入口に殺害されたハメネイ師の記帳台が設けられています。ハメネイ師だけではなく、攻撃によって殺害されたイランの高官らの写真も貼られています」

アメリカとイスラエルによるイランへの攻撃後に設けられた記帳台には、絶え間なく人が訪れている。現地での被害の様子を伝える写真が、遺影とともに目立つ位置に掲げられている。

イランのペイマン・セアダット駐日大使がインタビューに応じた。

セアダット駐日大使
「これは被害を受けたイラン南部の小学校の写真です。下の写真は埋葬のためのお墓です。少女たちは全員殺されました」

セアダット大使は、核開発をめぐる外交交渉の途中で攻撃されたことを非難した。

セアダット駐日大使
「アメリカとイスラエルは、交渉しているふりをしながらイランへの卑怯な攻撃を計画していたと言わざるをえません。これは国際法と国連憲章に対する明白な違反です。攻撃してくる者を阻止するまでは、決して降伏しません」

ーー最高指導者であるハメネイ師の殺害を、どう受け止めますか?

セアダット駐日大使
「これは暗殺であり、テロ行為です」

一方で、イランの報復がバーレーンやアラブ首長国連邦、サウジアラビアなど、周辺国に幅広く及んでいることについては…

セアダット駐日大使
「イラン周辺の地域では基地が建設され、(イランへの攻撃の)拠点となっています。イランの自衛のためには、国民を殺害する攻撃に加担しているアメリカ軍基地を放置しておくことはできません」

ハメネイ師の後継候補に挙がっている次男・モジタバ師。トランプ氏は「ハメネイの息子は受け入れられない」との考えを示しているが。

セアダット駐日大使
「後継者選びの手続きは憲法に基づいています。今、その手順に従って進められているのです。我々の新しい後継者選びに干渉しようとするアメリカやイスラエルの脅しは、断固として受け入れられません」