液化天然ガスも高騰する?先々で「電気代」にも影響の可能性
井上キャスター:
もう1つ懸念されるのが、「液化天然ガス(LNG)」です。
マイナス約160度で管理する必要があり、管理が非常に難しいと言われています。
現在、日本には約3週間分が保管されているそうです。
石油に比べて備蓄が少ないと感じるかもしれませんが、石油とは違い、「液化天然ガス」の中東依存は10.8%と、依存から脱却できています。

【「液化天然ガス(LNG)」日本の主な輸入国】※財務省「貿易統計」より
オーストラリア:39.7%
マレーシア:14.8%
カタール:5.3%
オマーン:4.5%
UAE:1.0%
国際開発センター研究顧問 畑中美樹さん:
基本的に、石油は中東依存が強いので、液化天然ガスは依存脱却しようという考えがあります。それと同時に、中東の産油国の中でも、ガスを産出している国はそう多くはありません。したがって、必然的に中東への依存度が下がってきているという側面もあると思います。
山形純菜キャスター:
液化天然ガス(LNG)の高騰はないと見ていいのでしょうか。
国際開発センター研究顧問 畑中美樹さん:
仮に原油価格が上昇すると、それに引きずられて、LNGの価格も上がってくると見ていた方がいいと思います。
井上キャスター:
情報は点としてではなく、それぞれの要素が影響し合っています。
そのため、先々、注意が必要なのは「電気代」です。
日本の電力構成を見ると、過半数を火力に頼っていることが分かります。

【日本の電力構成】
※資源エネルギー庁 資料より
火力(石炭):28%
火力(石油等):7%
火力(天然ガス):33%
原子力:9%
再生可能エネルギー:23%
経済産業省の担当者は、「原油の値上がりが続いた場合、夏以降の電気料金に影響がでる可能性がある」と話していました。
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<プロフィール>
畑中美樹さん
国際開発センター研究顧問
約40年にわたり中東諸国及び石油情勢を分析
寺田明日香さん
陸上100mハードル 元日本記録保持者
東京五輪で準決勝進出 “ママアスリート”の先駆者














