◆優遇措置で申請相次ぐ

「天神ビッグバン」による優遇措置を受けられるのは2026年までに完成するビルですが、福岡市は複数街区にまたがる連鎖的・段階的な再開発については、今月中に計画概要を提出すれば個別に判断するとしています。
そのため、福岡パルコと新天町の一体開発や福岡中央郵便局とイオンショッパーズ福岡店の段階的な建替えと、駆け込みでの申請が相次ぎました。

福岡市 高島宗一郎市長「期限が今月末までということで、この1か月の間にバタバタと相当大きな案件が出てきて、私としても複数街区にまたがるこの特例については出そろったと認識しています」
◆福岡市役所北別館跡も計画変更

また、福岡市役所北別館跡も隣接するメディアモール天神跡地などと一体で開発する計画変更が、市に提出され認められています。新しいビルは地上18階・地下2階で、地下2階から地上5階までは吹き抜け空間をつくる計画です。
規制緩和で耐震性の高い先進的なビルへの建替えを促す天神ビッグバン。数年後の天神は、どのように変化しているのでしょうか?
*水鏡天満宮のコメント
「水鏡天満宮はもともと川沿いにありました。福岡城から見て鬼門の位置という意味合いは変わらず、水辺に近いところに移ることは神社にとって良いことだと思っています。まちや神社の発展につながることと前向きにとらえています」














