福岡市の再開発事業「天神ビッグバン」をめぐる動きです。天神の東側「水鏡天満宮」の周辺を再開発する概要案が23日、福岡市に提出されました。
◆約2万5000平方メートルを再開発

再開発の概要案が発表されたのは、水鏡天満宮や毎日福岡会館など、20棟ほどのビルが建ち並ぶ地下鉄天神駅の東側のエリア、約2万5000平方メートルです。天神という地名の由来となった菅原道真をまつる「水鏡天満宮」は、江戸時代初期に福岡城の鬼門にあたる今の場所に移されました。

RKB三浦良介「西鉄イン福岡が入居する毎日福岡会館を取り壊した後、この川沿いに水鏡天満宮を移す計画です」
◆今年度中に計画案作成

コンセプトは「歴史と水辺の魅力を活かしたまちづくり」。水鏡天満宮を那珂川沿いに移転させ、赤煉瓦文化館と一体となった公園を整備します。2030年以降の実現を目指し、ビルや地下通路などの詳細は協議中で、今年度中に計画案を作成するとしています。














