各地で「取水制限」「給水制限」 茶色く濁った水に注意

高柳キャスター:
水不足の影響は全国にも広がっています。愛知県豊橋市でも給水制限が行われており、東京でも節水の呼びかけがされているほか、熊本県天草市では「取水制限」が行われています。

「給水制限」と「取水制限」の違いとは何なのか。水問題に詳しい武蔵野大学の橋本淳司客員教授に聞きました。

▼取水制限
ダムや川などの水源から浄水場などに取り入れる水を制限。家庭の蛇口からは通常通りに水が出る。
▼給水制限
取水制限でダムの水位低下が止まらない場合に、家庭の蛇口に届く水の供給を制限。

さらに、「給水制限」には2段階あります。

▼1段階目の「減圧給水」
浄水場から家庭に水を送るポンプの圧力を10%~20%低下させます。一般家庭ではほぼ気付かないレベルだということですが、高層マンションや高台では「水の勢いが弱い」と感じる場合もあるということです。

また減圧給水で水道水が濁る可能性もあります。

白く濁った場合:空気が水に溶けているということであまり人体に影響はない
茶色く濁った場合:水道管のサビなどが水に溶け出すなどしていて、人体に影響が出る可能性もあるため、気をつけなければいけないそうです。

そして「給水制限」の▼2段階目には「時間給水(断水)」があります。1994年に「平成の大渇水」が起きた際に実施されました。