南米アルゼンチン最南端の都市ウシュアイア。人口は約8万人で「世界の果て」とも呼ばれる。南極を目指す観光客の“憧れ”でもある小さな港町が、いま大国間競争の「最前線」として注目を集めている。
今年1月、アメリカ議会の与党議員らが突然、この町を視察に訪れた。ウシュアイアには「海軍基地」の建設計画があり、地元の市民からは「米軍の拠点化に向けた地ならしではないか」という疑念の声が挙がっている。
中南米への影響力を強化し、グリーンランドの領有を主張するなど、“西半球戦略”を加速させるトランプ政権。なぜいま「南極の玄関口」に目を向けるのか。専門家インタビューから、その戦略的重要性を読み解く。















