特殊詐欺にAIの悪用も
高柳キャスター:
さらに、詐欺グループはAIも活用し始めているということです。

塩田記者:
大阪府警などを語った実際の詐欺の映像ですが、男性の口元にご注目ください。一見すると口元に髭はないように見えますが、男性が動くと、一瞬髭が見える瞬間があります。
AIの加工フィルターを使い、本当はある口ひげを隠し、無いように見せているということなんです。
AIを使った事例は他にもあります。例えば「警察」とだけ書いた手帳に線を引き、間を空けておくと、喋っている時の顔をAIがリアルタイムで手帳にプリントする加工技術。
また、かけ子にタブレットを配り、電話を終えるとそこに次のターゲットが引っ掛かりやすいものを自動でリスト化して、個人情報などをまとめて配布するといったシステムを構築している犯罪組織もあります。
井上キャスター:
資料が既に作られているということでしょうか?

塩田記者:
「やられ名簿」と言って、年齢や住所、家族構成を書いた名簿があります。それに沿って、電話が終わった順にAIが自動で次のターゲットを決めて振り分けるというシステムがあるということです。
出水キャスター:
最先端技術が、そういう悪事に使われてるというのは腹立たしいですね。
TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
どんどん犯罪がグローバル化していますが、取り締まる側は国単位でやっているから限界がある。そして、犯罪の方がテクノロジーを先行して、取り締まる側の方が遅れてしまっている。そこは早くキャッチアップしないと困りますね。














