高値が続くコメやタマネギ、ジャガイモの高騰が大きく影響しているようです。カレー1食あたりの調理費用を試算した「カレーライス物価」がここ10年で最も高くなりました。

横浜市のスーパーにいた親子。

30代
「今日はカレーを作ろうと思っています」
7歳
「(カレー)大好き」
30代
「最近一緒に(料理を)やっていて、今日カレーと言ったら『一緒にやる』」

家庭料理の定番「カレーライス」もまた、物価高騰の波にさらされています。

カレー1食を作るのに必要な食材や光熱費などをもとに算出した「カレーライス物価」が発表され、過去最高を記録。10年前と比較して、なんと4割も高くなりました。

50代
「(Q.材料費など10年前と比べて4割高に)すごいですね。庶民の味だったのに、そうじゃなくなっちゃった。給料日前のお助けメニューだったものが、そうじゃなくなっちゃった」
30代
「カレーはすごく簡単で安くできるというような感じで。お肉もチキンを使えば、安いなというのがあるんですけど、野菜が高いので、タマネギとかニンジンも。カレーじゃなくても、もっと安くできるものもありますし、わざわざタマネギ買うぐらいだったら別に買わないですし。カレーにしておこうみたいな感覚ではなくなりました」

そもそも高いのが「コメ」ですが、野菜も軒並み高値が続いています。

スーパーセルシオ和田町店 青果担当 池川啓一さん
「異常だなとは思いますね。カレーに使う一番王道な野菜、タマネギ、ジャガイモ、ニンジン、どれも例年に比べると2倍~3倍になっています。(タマネギは)例年、4個で100円くらいが販売価格。(きょうは)3個で約214円。猛暑の影響で北海道産のタマネギが相当不作だった」

こうした中、比較的安く作れるカレーが人気だといいます。

ひき肉や細かく刻んだ野菜を入れたキーマカレーです。去年、料理レシピ検索サイトでカレーに関する検索数の1位は、「キーマカレー」でした。

Nadia 広報担当 八尾萌恵さん
「手頃な価格でひき肉が手に入って(食事の)主役になるという点、余り野菜を使い切れるなどですね。割と定番の一般的なカレーだと、ゴロゴロしたお肉や野菜が入っているので、結構煮込み時間がしっかりかかってくるのですが。煮込み時間がすごく短縮できるので光熱費の削減にも繋がります」

帝国データバンクによると、コメ価格が急上昇した去年夏に続く「第二次カレーショック」が本格化することも考えられるということです。