いよいよ花粉シーズンの到来。実は今、「雄花だけを枯らして花粉を飛ばさない」研究がされています。実用化はいつごろなのでしょうか。

経済損失を防げるのか…花粉の飛散止める最新研究

山形純菜キャスター:
東京農業大学の小塩海平教授によると「雄花だけを枯らして花粉を飛ばせない」という研究は、2年後の実用化を目指しているといいます。

ただ、費用が課題だということです。都市部に影響が大きい「重点区域」が全国に98万ヘクタールあるなか、小塩教授の研究では1ヘクタールあたりの散布に10万円かかるということで、「重点区域」だけでも年に1000億円かかってしまいます。

これだけ見ると、費用が結構かかる印象ですが、次のような試算もあります。

たとえば花粉によって仕事があまりできなくなったり、外に出かけなくなったりすることによって、経済損失が1日あたり約2450億円あるそうです(パナソニック調べ)。これを踏まえると、1000億円はそれほど高くないのではないでしょうか。

井上貴博キャスター:
医療費なども考えたら、費用対効果は十分高いと感じます。

東海大学国際学部教授・言語学者 アルモーメン・アブドーラさん:
私は日本に来て13年ぐらい経ってから、ある日突然、花粉症になってしまいました。

出水麻衣キャスター:
日本で花粉症は国民病ですが、エジプトではアレルギーなどはあるのでしょうか?

東海大学国際学部教授・言語学者 アルモーメン・アブドーラさん:
アレルギーはありますが、国民病的な社会現象のようなものはありません。ただ、砂嵐や黄砂みたいなものへのアレルギーを持っている人はもちろんいます。しかし、スギや特定の花粉が、ある時期に飛ぶようなことはないです。

私は日本に来るまで花粉症自体を知らなかったので、最初はインフルエンザなのかなと思いました。