大阪府堺市にある住宅の浴槽で、首などの骨が折れた78歳の女性の遺体が見つかった事件で、女性のスマートフォンが現場から見つかっていないことが捜査関係者への取材で新たにわかりました。警察は何者かが証拠隠滅のために持ち去ったとみて捜査しています。

先月30日、堺市西区鳳北町の住宅で、この家に一人で住む木下慶子さん(78)が浴槽の中で死亡しているのを、別居している息子が見つけました。

司法解剖の結果、木下さんの死因は溺死で、遺体の状況から前日の午後に死亡したとみられています。

また、木下さんの遺体の顔や手にあざがあったほか、首や両手の骨が折れていました。両手の骨折は身を守ろうとした際に生じたとみられています。

その後の捜査関係者への取材で、現場から木下さんのスマートフォンが見つかっておらず、財布には紙幣が残っていなかったことが新たに分かりました。

警察は何者かが証拠隠滅のためにスマートフォンを持ち去ったとみて、殺人事件として捜査しています。